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テストステロンを病院で増やす~ホルモン補充療法

テストステロン値を高めるためには、食事や運動、睡眠といった生活習慣の見直しが基本です。しかし血液検査の結果、LOH症候群と診断された場合には、病院でホルモンを補充するという方法もあります。
実際この治療を受けてから、体も心も元気になったというシニア男性はたくさんいますので、該当する人は前向きに検討してみてもいいでしょう。

まずはテストステロン値を測定する検査から

男性ホルモンの補充療法を受けるためには、まず血液検査でテストステロン値を測定することが必要です。
おもに40歳以上の男性を対象に、泌尿器科や男性専用クリニックなどでおこなわれています。テストステロン値は1日の中で変動するため、もっとも数値が高くなる午前中の早い時間に実施されることが一般的です。 通常は予約が必要ですので、まずは問い合わせてみましょう。
テストステロンには「総テストステロン」と「遊離型(フリー)テストステロン」の2種類がありますが、LOH症候群の場合は後者の数値が重視されます。年齢によって基準値が設定されており、それを下回っていた場合はホルモン補充療法の対象になります。
同時に、血液検査で他の基本的な項目もチェックすることが普通ですので、生活習慣病などの可能性があるかどうかも調べてもらえます。またテストステロンを補充すると、前立腺の病気を進行させてしまうリスクがあるため、PSAという腫瘍マーカーで前立腺がんの検査をすることが一般的です。
ちなみに男性ホルモンの検査は自由診療の扱いとなり、およそ5,000~6,000円前後が相場となっています。

男性ホルモン補充療法ってどんなもの?

検査の結果、ホルモン補充療法の対象となった場合は、治療に問題がないかどうかを色々と調べた上で開始されます。
日本で健康保険が適用されるのは、今のところ筋肉注射のみです。大体2~4週に1度の頻度で通院して注射を受け、症状の変化を慎重に見ながら増減していきます。
ただしホルモン補充療法はいつまでも長く続けるものではありませんので、症状が改善すれば止めることが必要です。個人差がありますが、多くの男性が半年~1年くらい、長くても2年以内に元気になるといわれています。
また通院が難しい男性には、注射のほかに塗り薬(経皮クリーム)もありますが、こちらは自由診療の扱いです。
テストステロン補充療法を受けた男性の多くが、見違えるように心身ともに回復するとされています。ただし、まれに多血症や発疹などの副作用が現れる場合もありますので、気になる症状が出た場合はすみやかに受診しましょう。

中でも気をつけたいのが、前述した通り「前立腺がんの進行」です。ホルモン補充療法を受けている間は、医師の指示にしたがって定期的に検査を受けましょう。